2021年12月の白銀屋通信

寒波の大晦日です
2021.12.31
 冬至の次候、鹿角解つるを迎えています。 

 今日は、一年で最後の日、〝おおつごもり〟  
 紅白歌合戦を観覧したり、年越しそばを      
 食べたりされていますか…    

 お宿では、           
 新年を迎えるにあたり、一夜飾りを避けて    
 注連飾を飾ったり、頂いた南天を花入れに   
 活けたりしました(*^-^*)         

 それにしても、                
 大晦日に合わせるように、寒波が襲来して   
 います。  
 どうぞ、                 
 風邪などひかぬように、            
 皆様も、お身体をおいといくださいませ(__)      
 
 そして、   
 来年は、良い年になりますように…       
 祈らずにはいられません。       

 これからも、        
 お宿のスタッフ一同、心を込めておもてなしをさせて  
 いただきます。               

 本日のお写真は、                 
 お宿の玄関。              
 欅の階段です。              
 今も、変わらず昔のままの佇まい。             

 いつでも、〝湯あみ〟にいらしてくださいね(*^-^*)    
〝てっちり〟と、みがき丸太の〝北山杉〟
2021.12.22
 冬至の初候、乃東生ずを迎えています。       

 〝乃東〟は夏の始まりに、ひっそりと枯れて   
 ゆく、ウツボグサ(夏枯草)のこと。            
 早くも、新芽をつけるのですね…           

 ところで、          
 先日、大阪方面の友人と〝てっちり〟と  
 〝てっさ〟の話題が出ました。             
 てっちりは、ふぐ鍋のこと。            
 鉄砲のチリから、てっちりと呼ぶのだそうですよ(^^)/  

 そして、〝てっさ〟はふぐ刺しのこと。     

 海に面している県は、海の食材が豊富で、     
 長野のような、海なし県の人々には羨ましい限りです(-_-;)

 そう言えば、                     
 四半世紀前のことです。               
 恵方巻を関西の友人に、初めて教えてもらいました。  
 近年、急速に広まりましたね…         

 私は、井の中の蛙なので、目を見張る事ばかりです(*^-^*)

 ところで、                 
 本日のお写真は、みがき丸太の北山杉で施された床柱。 
 おもてなしの客室の一つです。            

 先々代の館主さんが、                  
 床柱や欄間、襖絵細工などに凝っていたそうです。  

 〝北山杉〟は、早くから枝打ちを行い、細身で真っすぐな点が
 特徴。                        
 昔から、北山磨きの丸太の名で知られています…  

 丸太を磨く砂を菩提の滝で採取して、地域の女性達が素手で、 
 丸太に砂を擦りつけて、磨き上げたとか…       
 京都での、真冬の作業だったそうです(__)             
 光沢のある木肌が特筆です。
里の雪は、根雪になりました(*^-^*)
2021.12.20
 大雪の末候、サケ群がるを迎えています。    

 里に降り積もった雪も、どうやら〝根雪〟に     
 なったようです。            
 坪庭の南天の枝々も、雪の重みで、し雪崩れています。  

 いつもの冬景色が始まりました…         

 さすがのシクラメンも、あまりの寒さで凍み上がって  
 しまいました(-_-;)               

 私事でスミマセン…                    
 以前冬期間は、長いこと暖かい鉄筋コンクリートの中で   
 過ごさせて頂いてましたので、            
 温泉場とは言え、渋温泉の冬は、意外に寒いです。   

 そこで、  
 便利品を見つけました(*^-^*)           
 ウールの腹巻付きのアンダーウェアー。     
 「毛糸のパンツ」です。               
 とっても暖かいですよ!(^^)!              

 着物のアンダーウェアーにおすすめです。   

 そして、本日のお写真は、             
 地獄谷野猿公苑、〝モンキーパーク〟       
 訪れるお客様が、漸く増えてきました。  

 まだまだ、邦人のお客様ばかりですが、      
 苑のスタッフさんにとっては、ありがたいと思います。

 寒さが続きます。              
 皆様お身体をおいといくださいませ(__)        
 
ふじりんごのジャムがイチオシ!
2021.12.13
 大雪の次候、熊穴に蟄るを迎えています。    

 今日は「正月事始め」                
 新年を連れてくる神様〝年神様〟を家へ         
 お迎えをする準備を始める日だそうです…    

 門松を目印にして、年神様がやって来たそうです。                     
 昔は、その門松を伐りに行ったり、住まいの汚れを     
 清める〝煤払い〟をしたそうです。     
 煤払いは、私達の暮らしの中では〝大掃除〟と   
 名前を変えて、受け継がれていますね(*^-^*)  

 お宿なので、お掃除は毎日していますので、   
 大掃除ほどには、改めてしませんが…    

 ところで、                
 花の彩りが少なくなる冬場に、もてはやされる鉢花と   
 言えば、シクラメン。            
 緋色・白・ピンクのシクラメンが、            
 お宿の玄関先で、お客様をお迎えしております(__)    

 そして、                     
 〝ふじりんご〟のジャムを作り始めました(*^-^*)  
 今年ほど、ふじりんごの「正品」の入手が難しい年は、  
 ありませんでした…  
 
 大切に作りたいと思います。          
 お写真が、寸胴鍋に山盛りのふじりんご!    
 シナモンが隠し味です(*^-^*)   
 
大雪です。ハウスワインが美味しい(^^)/
2021.12.08
 大雪の初候、閉塞く冬と成るを迎えています。  

 冬とは名ばかり、と思っていたのに、         
 いつの間にやら冬本番です。
 古来から、日本人は雪を、豊凶を占う自然の    
 便りとして、親しんできたそうです…   

 「雪は、五穀の精」と言った言葉もあるそうです。  

 これから、ますますお寒くなります。     
 どうぞ、皆様もお身体をたいせつ…に(__)

 ところで、                
 12月7日は、クリスマスツリーの日。  
 皆様は、もう〝クリスマスツリー〟は飾られましたか?   

 日本で、始めてクリスマスツリーがお目見えしたのは、 
 外国人が多く暮らす、港町・横浜だそうですよ(^^)/  

 お宿では、ツリーはまだですが、クリスマスプレートを 
 飾りました。                
 少しづつ、気分が盛り上がって参ります(*^-^*)   

 そして、                        
 本日のお写真は、〝たかやしろワイン〟  
  シャルドネは、白ワイン。自然な果実の甘味がワインに  
         厚みを感じさせます。     

  メルローは、赤ワイン。ミディアムボディ。      
        果実味と渋みのバランスが良く、飲み易いです

 お宿のハウスワインです。               
 ちらもご賞味くださいませ(^^)/                      
今年も野沢菜が美味しく漬かりました(*^-^*)
2021.12.03
 小雪の末候、橘始めて黄なりを迎えています。   

 「橘」は、日本原産の柑橘類で、温州ミカンの   
 原種だそうです。             
 今頃から、鮮やかに色づくそうですよ。        

 ところで先日、                  
 先のショパン国際ピアノ・コンクールで快挙を   
 された、邦人のお二人のピアニストが、      
 軽井沢町の大賀ホールで、ピアノを披露されまた。  

 滅多にないことなので、聞けたらいいなぁと    
 思っていましたが、               
 近くて遠い軽井沢ですね…(ーー;)    

 また、機会がございましたらと、楽しみにしています(^^)/  

 さて、            
 お日和が良かったので、野沢菜を漬けました。    
 今年も、シェフが漬けましたので、美味しいですよ!(^^)!
 直ぐに、水が上がり、色鮮やかに仕上がりました。   
 一週間ほどで、食べれると思います。         

 数ある、渋温泉のお宿の中でも、自家製の野沢菜を  
 お出ししているお宿は、少ないと思います。    

 本日のお写真は、野沢菜畑。
 気持ちの好い、景色です(*^-^*)                
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