2022年09月の白銀屋通信

ひと足お先に冬支度
2022.09.29
 秋分の次候、蟄虫戸をとざすを迎えています。   

 冬の間に、地中に籠って春を待つ虫達が、
 巣穴の戸を閉めて、冬に備える頃…        

 ちょっと、気が早いお話ですが、       
 冬の気配が、ちらほらと聞こえてきます。      
 北の大地や、各地の高山では、       
 初冠雪のニュースが届く頃ですね。         

 例年、日本で一番早く、初冠雪を記録するのは、     
 旭川の旭岳(平年値9月25日)だそうですよ(^^)/    

 何よりも、                     
 こちらのローカル局では、早くも「冬タイヤ」の宣伝が  
 始まりました!                  

 本日のお写真は、                  
 一沼の紅葉。                   

 一沼は、ウルシの赤がとっても綺麗です!    

 志賀高原は、標高差が1000m以上もあるので、    
 長期間にわたって紅葉が楽しめます。       
 カエデやウルシの赤。                  
 シラカバやダケカンバの黄。               
 ブナやミズナラの茶。                 

 どこまでも、美しく色付きます…         
 個人的には〝草紅葉〟も味わい豊かで、好ましいです(*^-^*)

 もちろん、                     
 湯あみにも好い季節で~す(*^-^*)
新そばまつり
2022.09.26
 秋分の初候、雷乃声収むを迎えています。    

 夏の間に大暴れをした雷も       
 暫くお休みに。               

 そう言えば、                 
 新聞のコラムで、「ウェザーニュース」が       
 アンケートをとったところ、            
 今年の夏は、しばしば皆から嫌われている    
 「蚊」をあまり見かけなかったとする回答が多かったとか… 
 気温が、35℃を超える日が、多かったからだそうです。 

 そうかなぁ…                   
 少なくとも、お宿の玄関付近では、例年のごとく   
 「蚊」が出没するので、蚊取り線香を毎日焚いていました(^_^;)
 多分、風通しが良かったので、「蚊」の活動が活発だったかも。

 ところで、                         
 〝須賀川そば〟をご存じでしょうか。      

 つなぎに、「やまごぼう(オヤマボクチ)の葉」を使った  
 伝統的な、手打ちそばです(*^-^*)       
 つや・のどごし・歯ごたえの良さが抜群!    
 そばの薫りも風味も格別な郷土食です。        

 今年の、「法印さんと新そばまつり」の開催予定日は、 
 10月22日(土)・23日(日)            

 「新そば」「はやそば」が会場で食べられるほか、  
 そば打ち体験もできるそうです。               

 そして、本日のお写真は、〝そばの花〟   
                             
 秋そばの白い花が、風に揺れています。   
 仄かな薫りも。

 湯あみにも、是非いらしてくださ~い(*^-^*)
秋の彼岸入り
2022.09.20
 白露の末候、玄鳥去るを迎えています。

 水に浮かべないツバメは、飛びながら    
 コマ切れに眠って、旅をするのだそうです。  

 秋のお彼岸に、                 
 この地方では、ぼた餅やおはぎを、    
 お仏壇にお供えをします(*^-^*)            

 ところで、               
 「大原女」をご存知でしょうか。
  
 頭に柴を乗せて、京の町へ行商に出かけた、    
 大原の働く女性のことです。              
 鎌倉時代から昭和初期まで、約800年にわたって  
 続いたそうです。       

 大女将が、大事に仕舞い込んでいた、            
 童が手拭を頭巾にし、柴を頭にのせている絵画を  
 可愛いなぁと思い、出して館内に飾っていましたら      
 後に、京都のお客様からいただいたものとわかりました。 

 つい先日、                     
 京都の知人が、「寂光院」の写真を送ってくれました。
 それで、大原女の事を初めて知ったのですが、      
 その童の絵が、「大原女」と、その時気付きました。      

 腑に落ちました(*^-^*)                   

 作家で、その大原女の絵画をくださったお客様が、      
 久しぶりにご来館された折、      
           
 「飾ってあって嬉しかったです。」      

 と、話してくださいまして、大変恐縮したのを覚えています… 
 知らないことが、何と多い事でしょう。            

 本日のお写真は、                 
 温泉街の小路の一つです。              
 こうした、小路巡りも面白い(*^-^*)          

 お一人様も大歓迎で~す(*^-^*)                   
黄金の波
2022.09.16
 秋空のもと、風にたなびくコスモスは     
 とても絵になりますね(*^-^*)     

 「秋桜」                   
 日本古来の花なのかしらと思いますが、    
 原産は、メキシコだそうです。           

 ところで、                   
 今、新聞紙面を賑わせている話題の一つに、       
 大手出版会社の問題があります。           
 そこの社員さんが、取材に答えている記事を  
 読みました。   

 「自分たちは社内では、エンピツ一本でも、      
  コンプライアンスを徹底しているのに…」   

 エンピツの一本もですか…         
 意識が高く、凄いですね。      

 社員さんと言えば    
 時に、お宿の仲居さんから、       
 〝お福わけ〟                 
 をいただきます。               
 路地物で、朝採りの果物や野菜だったり、季節の花々を。   
 何よりも、お気遣いが嬉しい!     
 ありがたいです(__)      

 そして、     
 本日のお写真は、渋温泉の近隣の田んぼ。   
                   
 稲穂が、みごとに「こうべ」を垂れています。  
 一面の金色の絨毯。
 秋風に吹かれ、次から次に揺れていく、     
 美しい日本の原風景です。      

 雑草の一本もありません…      

 湯あみにいらしてくださ~い(*^-^*)      
 シルバーウイーク、空室がございます。
〝ひやおろし〟が美味しい(*^-^*)
2022.09.13
 白露の次候、鶺鴒鳴くを迎えます。     

 セキレイは、ピョコピョコと尾っぽを     
 振りながら歩く様子から      
 「石叩き」とも言うそうです。            

 9月10日は、十五夜で「仲秋の名月」   
 皆様の処では、どんな風に見られましたか? 

 私は、あいにく見れませんでしたが、     
 知人が、画像を送ってくれました(*^-^*)   
 綺麗でした…               

 一ヶ月後の「十三夜」のお月見はどうでしょうか…  
 片月見は良くないかなぁ(ーー;)          

 さて、                    
 お客様に、〝ひやおろし〟がご好評です。     

 冬に仕込んだ新酒は、火入れをして、ひんやりとした蔵で 
 貯蔵します。                
 ひと夏過ごした頃には、熟成が進み、           
 秋には、カドの取れたまろやかな飲み口に。  

 旨味たっぷりの蔵出しの味や、香りをそのままご堪能
 くださいませ(*^-^*)               

 美味しいお酒と〝湯あみ〟で、          
 心と身体を、少しでも「ほぐせたら」いいですね! 

 お一人様も大歓迎で~す(^^)/  
 
つるべ落としの頃
2022.09.09
 白露の初候、草露白しを迎えます。      

 露が降りやすいのは、風と雲のない     
 夜から朝早くにかけてだそうです…       

 早朝に散歩をされる方は、            
 露を観察しながら、秋の訪れを      
 感じていらっしゃるでしょう(*^-^*)        

 今年の夏も暑かったですね!      

 あまりにもの猛暑で、   
 毎年、可憐な白い花を咲かせてくれた         
 シャジンが、茎ごと溶けて無くなってしまいました… 
 残念(ーー;)                   

 さて、                       
 〝重陽の節句〟を迎えています。            
 お食事処の入り口の棚に、               
 お節句用の飾玉を設えました。      

 お越しくださいましたお客様の、長寿と無病息災を願います。

 お待たせいたしました。            
 重陽の節句が解禁日です。   
                
 〝ひやおろし〟が入荷しました。      

 銘柄は今年も、                     
 飯山市の〝水尾〟です。                 
 呑兵衛さんでなくてもおススメ(*^-^*)     

 そして、                   
 本日の一枚は、夕暮れ時の白銀屋。        
 どうぞ、湯あみにいらしてくださ~い。   
 
クイーンルージュ『赤ブドウ・種なし・皮ごと』
2022.09.07
 昨年、須坂市の果樹試験場が、10年かけて    
 開発した、ブドウが初出荷されました。   

 『赤ブドウ・種なし・皮ごと』が売り!    
 〝クイーンルージュ〟です(*^-^*)    

 黒紫色で、細長い形の「ユニコーン」に     
 黄緑色の、シャインマスカットを掛け合わせた   
 赤色のブドウ。            

 今年、本格的に売り出しています。    
 まさに、トップセールス中!          
 露地物が出回るまで、                 
 一房6,000円位。                
 飛ぶように売れているそうです…            

 昨年、テレビジョンで紹介された途端、          
 宿の主が、早速須坂市の農家さんに、取材に出かけました。
 お土産にと、一房丸ごといただきましたが、         
 シャインマスカットよりも、糖度がありました(*^-^*) 

 お土産に、いかがでしょうか。               
 シャインマスカット・漆黒色のナガノパープルと合わせて、  
 「長野県 ぶどう三姉妹」と名付けて展開するそうですよ(^^)/ 

 以前、              
 地方紙のコラムに、日本ソムリエ協会の会長さんが   
 
 「長野県も、ワイン醸造用のブドウの質を上げてほしい」 
 と、語られていらっしゃいました。           

 これだけ、生食用のブドウの生産に力が入っていたら   
 ブドウ作りの二刀流となると、どうでしょうか…   

 もうじき、錦秋。    
 秋のフルーツ狩りも始まります。   

 湯あみも楽しい(*^-^*)              
 お一人様も大歓迎で~す。                    
実りの秋を迎えます
2022.09.03
 処暑の末候、禾乃登るを迎えます。     

 大切に育んだ、稲の収穫までもう少し…     
 農家さんは、気の抜けない日々が続きます。   

 すでに、「新米」と書かれたお米も    
 出回っていますね(*^-^*)           
 〝早期米〟です。                 
 長野県では、安曇野でコンバインによる   
 稲刈りの様子が、放映されていました。       

 そして、                    
 本日のお写真は、岩魚のお造りです。           

 最近、お客様より、川魚のお料理の別注をいただきます。  

 岩魚の塩焼き                  
 岩魚のお造り            
 岩魚の骨酒               
 鯉の洗い…                

 気候が涼しくなり、日本酒が美味しい時季になったからかしら…

 そう、                      
 もうじき、〝ひやおろし〟も出回り始めます!   
 呑兵衛さんはソワソワ。            
 近年では、「重陽の節句」を解禁日とする傾向もあります(^^)/

 湯あみに〝ひやおろし〟          
 いいですね!   
 お待ちしてま~す(__)
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