2022年07月の白銀屋通信

暑気払いを楽しみたい(*^-^*)
2022.07.28
 大暑の次候、土潤いて溽し暑しを迎えています。  

 日本の夏独特の、絡みつくような暑さを     
 〝溽暑〟とも表現するそうです。   

 皆様も、この夏を乗り切る知恵の〝暑気払い〟  
 に、様々なアイデアを凝らしていらっしゃる  
 でしょう(*^-^*)             

 本日7月28日は、語呂合わせで「菜っ葉の日」  
 ビタミンたっぷりの葉物野菜は、カルシウム・   
 鉄分が豊富です。             
 食欲が落ちる夏には、冷たく冷やしたサラダなどで  
 さっぱりと、いただきたいですね。   

 もちろん、キンキンに冷えたビールなどは、    
 言うまでもありません(#^.^#)     

 お宿では、玄関先をしょっちゅう打ち水、しています。  
 
 話は変わりますが、               
 先日知人が、                     
 京都の〝山鉾巡行〟の写真をラインで送ってくれました。 
 いいですね!               

 ちゃっかり、                    
 女優さんのインタヒュー姿も一緒に。            
 花があって、なかなか好かったです(*^-^*)      

 それから、                     
 暑い夏は、入浴をシャワーで済ませがちですが、     
 湯船に浸かることで、夏バテのもととなる、自律神経の乱れが
 整うそうです!                  

 どうぞ、湯あみにいらしてくださ~い。    

 本日のお写真は、涼を感じる一枚。   
 ニッコウキスゲ。               
 夕方には萎んでしまう、一日花。                 
 花の姿も色も、上品で美しい。    
 難点は、アブラムシが付きやすいこと。                             
暑中お見舞い申し上げます(*^-^*)
2022.07.24
 大暑の初候、桐始めて花を結ぶを迎えています。   

 家具材としても知られている桐は、          
 実と蕾が連なることで、子孫繁栄を    
 象徴する縁起物だそうです。           

 お暑い日が続きます…                

 鰻、焼肉と並ぶ、〝夏バテ防止三大食べ物〟が   
 天麩羅だそうです(^^)/

 大暑に、野菜や魚介類の〝天麩羅〟食べて、     
 ビタミンや、タンパク質を効率よく摂取して  
 暑さに負けないように、暮らしていきたいものですね… 

 北信濃は、                       
 朝晩が、比較的涼しいのが助かります。    
 面白いことに、                 
 今朝は、ミンミンゼミと鶯の鳴き声が、同時に聞こえました。 

 それから、                                
 何気ないことで、季節の移ろいも感じます。          
 ムラサキシキブの果実が、紫色に色づき始めました…   
 秋になりますと、紫色の実がたわわに付き、  
 葉に、載っているかのように見えます。

 本日のお写真は、清涼感満載の一枚。
 焼額山(2009m)の稚児池です。      

 浮いているのは〝浮島〟                  
 白い花は、イワショウブ。                 
 夏から秋にかけて咲く花の一つ。              
 さり気なく、季節の移り変わりを感じさせる花です(*^-^*)

 どうぞ、季節を感じにお越しくださ~い。  
 湯あみが、好い気持ち!
土用の〝丑湯〟
2022.07.19
 小暑の末候、鷹乃学を習うを迎えています。    

 山間に居る鷹は、めったに        
 お目にかかれませんが、             
 街中の鳥達は、どうかと目を向ければ、   
 空っぽになった、ツバメの巣が、     
 ちらほらと…                

 今は、河川敷の葦原にねぐらを作っている    
 のだそうです(^^)/               

 さて、                    
 明日20日は、〝土用の入り〟             

 そろそろ、店先に貼られた「土用の丑の日」や「鰻」の文字が  
 目につきます(*^-^*)                 

 〝う〟のつく物を丑の日に食べて夏負けしないように…  
 昔からの伝承ですね(^^)/           

 他に〝う〟のつく食べ物はあるかしら?      
 疲労回復に効果バツグンの梅干し。           
 消化の良いうどん。               
 火照った身体を冷やしてくれる瓜…    

 どれも、心身をいたわってくれそうですが、   
 やっぱり、鰻が食べた~い!        

 〝丑湯〟なんて言うのもあるそうです。   
 丑の日に、きちんとお風呂に浸かって、病気をしないように。
 昔からの習わしでしょうか…             

 どうぞ、湯あみにいらしてくださ~い(*^-^*)  

 写真は、アンズジャムです。            
 寸胴鍋で作ります。                 
 爽やかな甘酸っぱさが、身上。              
 ご朝食のヨーグルトにかけてお出ししてます。
生命力は旺盛です
2022.07.16
 今日は〝のちの藪入り〟          
 帰る実家があることは、           
 幸せなのかもしれませんね(*^-^*)        

 ところで、                 
 今日から京都では、八坂神社の祭礼、   
 祇園祭の〝山鉾巡行〟が行われるとか…        

 人形や織物などで彩った、豪華絢爛な山鉾が   
 京都市内を巡るそうです。           

 いいですね!見てみたい(^_^;)           

 比べものになりませんが、           
 今年は渋温泉でも、夏祭りが行われます。    
 山車や鉾は曳きませんが、屋台は出店されます(*^-^*)  

 ローカル色豊かな、昔懐かしい出し物もあるかも… 
 詳しくは、                   
 後ほど、ご紹介させていただきま~す(__)   

 お写真は、                  
 木島平村の稲泉寺の〝大賀ハス〟  

 泥の中から生じながらも、こんなに美しく大きく 
 花開くのですね。                    
 生命力が旺盛なのが素晴らしい。              

 戻り梅雨の近頃です。                
 どうぞ、ご自身を、何気ない一日を愛おしむでください。 
 そして、
 湯あみにいらしてくださ~い(*^-^*)
のどかな水辺のひととき
2022.07.11
 小暑の次候、蓮始めて開くを迎えます。       

 ハスと言えば、                   
 同じ池沼に生える水草の仲間で、           
 〝ヒツジグサ〟や〝コウホネ〟をご存じで    
 しょうか。                

 両方とも、志賀高原に生育しています。     
 
 ヒツジグサは、一沼に。                
 水面に、純白の花弁を開きます。    
 
 コウホネは、蓮池。                  
 水面から花茎を伸ばし、真っ黄色のピンポン球ほどの花を  
 付けます。                    
 河骨の由来は、根茎が太く長く泥中に伸びていて、   
 白色だから…                  

 湯田中ー志賀高原線の路線バスの運転手さんで、    
 詳しくガイドをされる方が、お一人いらっしゃいます(*^-^*)
 そのバスに、乗り合わせたお客様は、ラッキーです。   

 余談になりますが、   
 私は、ヒツジグサの方が好きです。           

 先日は、                    
 志賀高原でトレイルランニングを楽しまれたお客様が  
 数組、ご宿泊をしていただきました。         
 ありがとうございます。     

 きっと、一沼のヒツジグサも、ご覧いただけたでしょう…  
 綺麗だったと思います。              

 お写真が、一沼。           
 渋温泉からは、お車で15分。    
               
 溜池ですが、美しい湖沼です。           
 一沼は、ヒツジグサやレンゲツツジで有名ですが、  
 実は、                
 早春のミツガシワやズミの花が咲く頃も好いです。  
             
 秋には、ウルシの葉が真っ赤に紅葉し、湖面に写る姿が  
 何とも言えません(*^-^*)        
七夕を迎えました
2022.07.07
 小暑の初候、温風至るを迎えています。   

 今日は七夕。                    
 天の川を隔てて暮らす、彦星と織姫が、        
 1年に一度の再開を果たすと伝わる、       
 ロマンチックな日ですね(*^-^*)     

 〝五節句〟の一つですが、             
 こちらの地方では、月遅れの8月7日に       
 七夕祭りをします…             

 ところで、                    
 新聞の斜面に、高校の教師が書き添えたコメントが   
 忘れられないと載っていました。         
 自分たちを、若々しいタケノコに例えて、   

 「たけのこたちよ。                 
  すくすくと弾力とエネルギーを持つ竹になれ。」  

 「第7波」の流行の懸念が強まっているそうです。  
  
 溜息が出ることばかりですが、  
 しなやかで、折れない竹のように、気持ちを強く持って  
 お客様を、おもてなしできたらいいなぁと思います。  

 漸く、                         
 内湯のリフォームが終わりました。          
 先ずは、殿方の湯からの取り掛かりです。     
 ちょっとづつ、綺麗に整備できたらと思ってます(*^-^*)

 本日のお写真は、客室の設え。           
 ごつごつした床柱と、竹に巻き付けた、ねじり模様が面白い。 
鰆の照焼きが美味しい
2022.07.06
 軒先の朝顔の蔓が、日に日に伸びています。    

 そう言えば、                  
 東京都の真源寺(鬼子母神)周辺で、        
 毎年今頃に、開催される〝入谷朝顔まつり〟    
 ですが、                
 今年の開催はどうでしょうか…         

 約80軒の露天が並ぶ、日本最大の          
 朝顔市だそうですよ(^^)/         
   
 ところで、                 
 お宿の、ご夕食にお出ししている〝鰆の照焼き〟が好評です。
 鰆は、フィーレで仕入れ、シェフのオリジナルのタレに  
 漬け込み、ご夕食時に焼きます。             

 鰆には、                     
 血管の柔軟性や、血液の流れを良くする効果が期待でき、  
 生活習慣病の予防にもなります。            

 カリウムが多く含まれているので、          
 高血圧予防や、むくみの改善効果もあるそうです(*^-^*)   

 まるで、さかなクンのような、のうがきでスミマセン…
 でも、美味しいです。         

 そして、               
 本日のお写真は、客室の設えです。     
 床柱は、丸太杉の磨き。               
 備え付けのお電話は、昔懐かしのダイヤル式。           
 〝フィンガーファイブ〟の歌をご存じの方も少ないのでは… 

 お宿の軒下の                 
 〝くちなしの花〟も好い香りを放っています。            
        
半夏生も過ぎました
2022.07.03
 夏至の末候、半夏生ずを迎えています。   

 半夏とは、生薬となる植物の烏柄杓のこと。  
 見た事のない花です…            

 ところで、                  
 文月になり、各地で「山開き・海開き」  
 が行われています。       
 山に海にと、                
 本格的なレジャーシーズンの幕開け(*^-^*) 

 熱中症に、十分気を付けてお楽しみください。  

 山間の渋温泉でも、日中はやはり暑い…          
 でも、                  
 朝晩は、空気によどみがなく、涼しくて過ごし易いです(^^)/

 ようやく、                   
 蝉の鳴き声が聞こえるようになりました。    
 早朝の〝湯あみ〟がおすすめ(*^-^*)      

 ぬるめの湯が、お好みのお客様は、お水でうめてお好みの  
 温度に調節してくださいね(__)              

 お写真は、館内の廊下の様子。             
 初夏の風情です。
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