北信濃の田園風景〝はぜかけ〟
2021.09.28

冬の間に、地中に籠って春を待つ虫達が、
巣穴の戸を閉めて、冬に備える頃と言った
意味合いです。
ひと足お先に、冬支度なのでしょう…
稲の収穫期を迎えた里山では、
秋色に彩られたコスモスの花々が、
風に吹かれ、穏やかに揺れています(*^-^*)
ところで余談ですが、
先日、テレビジョンのミュージック番組で
〝ユーミンとキャラメル・ママ〟の特集が流れていました。
1970年代を華やかに彩った、ミュージシャンの歌声が沁みて
琴線に触れた思いがします(#^.^#)
感傷の秋でしょうか…
そして、本日のお写真は〝はぜかけ〟
コンバインや手押し刈り機で刈った、黄金色に実った稲穂を
時を移さず、「はぜ作り」にします。
田んぼに組んだ稲木に、束ねた稲穂を整えて掛けていきます。
これが〝はぜかけ〟
時間をかけて乾燥させるので、
食味が良くなり、冷めても美味しいご飯になりますよ(*^-^*)
集落の風物詩です。
「はぜ作り」は、芸術品とも言われています(^^)/
どうぞ、美味しいお米をお召し上がりください。